楽天モバイルを契約するときにSIMカードの種類をみると「eSIM」というものがあります。今までは「nanoSIM」が一般的に利用され、最近になって「eSIM」が使われるようになってきましたが、何選んだらよいのかわからなかったので調べてみました。
「eSIM」とは端末内蔵一体型SIMカード。インターネットのつながるところにいれば、どこでも自分で開通が可能になるSIMです。
今までの携帯電話の新規登録、プラン変更では「キャリアの運営する携帯ショップ」に行って契約や変更をする必要がありましたが不要になります。
例えば、土日にショップに行って待たされる場合、数十分から1時間以上待つことも少なくありません。その時間別のことに使えたらかなり有意義ですね。
プラン変更の時も、ショップに行かずに変更できる。とても便利です。
nanoSIMの場合は、カード内の情報を書き換える場合は、ショップ等に行って変更する必要になります。
eSIMの場合、本人確認はどうするの?
通常、携帯電話のプラン変更や本人確認をするためには、ショップに行って本人確認をして情報を書き換えてもらいますが、楽天の場合は、AIかんたん本人確認(eKYC)という仕組みを導入しているため、eSIMを利用して申し込、端末が届いたあと、開通まで早い人で5分くらいで開通作業が完了するのではないでしょうか。
この仕組みを導入したのは楽天モバイルが通信契約向けでは国内初ということです。(開通方法についても今後解説をします。)
そもそも「SIMカード」ってなんなのよ?
SIMカードには、電話番号や契約したプランの契約者情報登録され、端末に差し込むことでサービスが利用できるようになります。
※ただし、大手3キャリア(docomo au softbank)の携帯電話にはシムロック(2021年10月原則禁止)がかかっていて、他のキャリアのカードが利用できないようになっているのでシムロック解除が必要です。
eSIMは、Embedded Subscriber Identity Moduleの略称で、組み込み式のSIMのことを言います。
eSIM端末のデメリット
・スマートフォン操作やインターネットの知識がそれなりに必要。
例えばこんな使い方ができる!デュアル SIM 対応端末を使って二台持ちから一台持ちへ。
楽天モバイルショップのスタッフさんに便利な使い方を教えてもらいました。
デュアル SIMとは?
デュアル SIMとは、2枚のSIMカードをスマートフォンに設置し複数の電話番号を利用できる機能になります。
SIMカードが二枚設置できないスマートフォンでは利用はできないので要注意です。nanoSIMが二枚設定できる端末もありますが、今回は、nanoSIM/eSIMが使える楽天対応端末を紹介します。
【nanoSIM/eSIM デュアルSIM対応端末】
android
■OPPOA73:nanoSIM/eSIM
■AQUOS sense4 lite:nanoSIM/eSIM
iPhone
XS、XS Max、XR 以降の端末
仕事用とプライベート用の番号を一台のスマートフォンで運用する
例えば、仕事用とプライベート用のスマートフォンを2台持ちしなくてはいけないことがあります。
2台持ちをしていると、
- どちらか失くしたりしないか心配
- トイレに片方忘れてしまうかもしれない
- かさばるし、重い・・・
こういう心配や不安などをなくすことができるのがデュアルSIM対応端末。
個人の携帯番号はeSIM、仕事用の電話番号は、nanoSIMに分けてあげることで一台で電話の受け答えができるようになります。
事業者の違うSIMカードを使い、通話とネットを使い分ける
通話はA社、ネットはR社など組み合わせることで、全体の費用を下げたり、利便性を上げることもできるそうです。
これをするには、eSIMとnanoSIMが対応されているiPhoneが一番良いのではないかと思います。
これについては、引き続き当サイトでも研究を進めていきたいと思っています。
注意点
・通信業者の組み合わせによっては利用できない場合があります。
・バッテリー消費が早くなる場合があります。
・デュアルSIM(DSSS、DSDS、DSDV、DSDA)それぞれの種類があるので端末の種類をそれぞれ確認してください。
いかがでしたでしょうか。
iPhoneが取扱いが開始され、eSIM対応もされていますので、利用する方も増えてくるのではないかと思います。ぜひ、デュアルSIMを利用する場合、ショップや電話で確認をするとより安心して利用できるようになると思いますので気になる方は、お問い合わせください。
次回は、いよいよ楽天モバイルに申込んだので、端末が届くまでに起こったことについて紹介したいと思います。
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